【考察】山登りは人生の縮図だと思う。

キナバル山登山

Why climb it? 「なぜ、あなたはエベレストに登りたいのか?」

Because it’s there.「そこに山があるからさ」

George Herbert Leigh Mallory

この言葉好きです。

さて2014年もいよいよ登山シーズンが終わりかけです。僕は雪山には登らないことに決めているのでこれからは低山が中心。

2014年は年始に東南アジア最高峰のキナバル山登山を皮切りに春には東京都最高峰の雲取山に登ったりして幸先がいいんじゃないかな!?と思っていました。

しかし夏にかけて表銀座コースから槍ヶ岳を登ることを決意していましたが、相次ぐ天候不良で断念。というか無念(T_T)。。。

ただ、秋には涸沢で紅葉を見つつ奥穂高登頂尾瀬のハイキングも出来ましたし波はありましたがそれなりに充実していたと思います。

来年は槍ヶ岳はやっぱり登っときたいし登山道具を充実させなきゃなとか思いつつ、山登りに関して思っていることを少し考察。

尾瀬の紅葉

山に登るのってすごく辛いことだし(肉体的にも精神的にも)、準備不足や天候不良で運が悪ければ命も落とします。
帰宅してからも筋肉痛でしばらく日常生活が辛いこともしばしばです。それでも山に登る原動力ってなんなのだろう?よく考えます。

山は美しいから?

被写体として映えるから?

未知なるものだから?

それは間違いないです。でも一要因でしかないと思う。世界にも日本にももっと簡単にアクセスできる絶景はいっぱいあります。

それでも山に登る理由。。。

僕にとって山登りは人生の縮図だと思います。登山を通した人生の疑似体験。

まずは登る山を決めること。それは人生の目標を決めることだと思います。

山頂に向かって登ること。これは人生でも会社でもチームでも問題解決に向かってアプローチすることと一緒です。しかし山に分かれ道があるように、楽なプロセスもキツいプロセスもあります。

スポンサードリンク

分かれ道

道を間違えれば、意図せず下山したり他の山に行ってしまうかもしれないし、最悪の場合戻れずに命を落とします。

山登りはそのまま人生に当てはまると思いました。大部分の人々は登る山やルートもわからずに、地図を持たずただ闇雲に歩いている人ばかりで、自分の目指している山のしっかりした地図を持って登っている人はほとんどいないのではないでしょうか。

山に登るスピードは、努力や集中力に当てはまると思います。もし複数の人間が同じ目標に対して同じ作業をしているならば、山登りと同じように努力したり集中したりしている人の方がスピードが早く、先の人を追い越すことができます。

そして山登りをしていると自分が歩く地面を見ていないと転びますし、滑ります。しかし地面ばかり見ていれば自分がどこのポイントいるかわからないし、きれいな景色も見れません。

人生も常に先の目標と現在のポイントを照らし合わせながら、自分の今やっていることを確認して作業していかなければなりません。そして時には立ち止まって、自分のポイントを確認し休憩することやルートの再確認も必要でしょう。

重太郎新道からの穂高岳

山登りおける装備や体力。これはその人が今まで積み上げてきた知識や経験がものを言うのと同じ。

最後に天候。これは人生における運です。どんな山でも雨が降れば寒いし、滑る。霧がでれば前は見えません。人生もそう。

やるべきことに対しての適齢期や意欲もありますし、人の援助や社会の風潮もあるでしょう。天気と自分の力量を判断し計画的に登らなければなりません。

結構こんなことを考えています。

その他には人間ってやはり死を近くに受け入れないと生きていることを実感できないという性質はどこかにあると思います。その辺の考察は以前にイントゥ・ザ・ワイルドの考察でしたかな。

[browser-shot url=”http://matome.naver.jp/odai/2138318261430897201″ width=”200″]
■そこに山があったから、登山家の名言をまとめてみた。

よく登山者や冒険家の言葉に感化されます。めっちゃかっこいいです。彼らの大半は無限に広がるロマンティシズムとアルピニズムの下に命を落としますが、それでも命を賭して自分の存在意義を証明しようと試みたわけですから。

最後に人類史上初の8000メートル峰全14座完全登頂(無酸素)を成し遂げたラインホルト・メスナーの言葉を一つ紹介。

「目の前の山に登りたまえ。山は君の全ての疑問に答えてくれるだろう」
Reinhold Messner 

僕はまだまだ人生の地図が作成できていないです。自分についてもっとよく知って内省しなければなりません。そのためにもこれからも山に登ろうと思います。

登山後の河童橋からの上高地

Tagged on: , ,