3回目の風立ちぬ鑑賞!TV放映版も美しい。

the wind rises

いよいよ風立ちぬがテレビ初放映されました!

宮﨑駿の引退作品の初放映というだけあってかなり話題になっていましたね。

私も楽しみでした。というわけで劇場で二回目鑑賞した後のTVでの三回目。

早速、三回目観たレビューを書いてみます!

三回目の鑑賞を通じて

風立ちぬ 二郎 頭のなか

三回目の鑑賞を通じても感じたのは、この映画はやっぱり美しいこと

とにかくどの場面でどの部分の作画を観ても美しい。

ストーリーに引き込まれるのも良いのですが、細部を見るべき映画でもあると思います。

虹色というか、もはや飴色の空。大胆な背景の簡素化。

場面と場面の大胆な跳躍や、夢と現実の融合などなど。。。

一部のシーンは往年のアメリカ映画(カサブランカや第三の男)、そしてディズニーアニメの影響もかなりみられました。

風立ちぬ 菜穂子と二郎

まさに宮﨑駿の人生を糧に制作された映画な気がするんですよね。

この作品が引退作品で良かった。

この世は儚く美しき夢

風立ちぬ 三菱で飛行機設計

ここからは感想です。

先に行っておくと、既に二回鑑賞しているので、ある程度自分の中でのこの映画の評価は固まっています。

この映画の解説はいろんな本やブログを読みましたが、岡田斗司夫さんの解説がわかりやすかったです。

約一時間と長いですが、見る価値あり!まさにこの解説の通りの作品だと思います。

その他、公式HPの宮﨑駿の企画書も参考になります。

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風立ちぬ〜企画書

企画書の中でも特に印象に残っているのは下記の文章。

自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を描きたいのである。
夢は狂気をはらむ、その毒もかくしてはならない。美しすぎるものへの憬れは、人生の罠でもある。
美に傾く代償は少くない。二郎はズタズタにひきさかれ、挫折し、設計者人生をたちきられる。

それにもかかわらず、二郎は独創性と才能においてもっとも抜きんでていた人間である。

やっぱりこの映画は美しくも儚き夢に生きた映画

二郎は幼いころに飛行機の設計技師を目指した時点で(つまりは夢でカプローニと出会った時点で)、人生が決まっていたんじゃないかな。

カプローニはメフィストフェレスにしか見えない。

二郎は飛行機に魂を売ったわけです。

二郎は天才。何もわかってないけど。

風立ちぬ 二郎と菜穂子

最後に主人公、二郎について。

映画ってのは登場人物の誰かに感情移入できなければ感動できません。

そして鑑賞者の感情移入する相手は大体、主人公。

誰もが二郎に憧れる部分があるからこの映画は成り立っているわけです。

東大を卒業して、財閥に務めるエリートサラリーマン。そして最後には国を背負う設計師。

どう考えても天才です。さらには奥さんまで綺麗笑

劇中でも他の一般の人達とは明らかに違う扱いをされています。

当時から、外国に出張するわ、軽井沢での休暇を与えられるわ、タクシーもバンバン乗ります。

でもだから他人の心がわからない

美しいものしか、表面的なものしか、追いかけられない。

多かれ少なかれ、私達の中にもそんな部分があるから感動するのだと思います。

やっぱりこの作品を超える作品はなかなかでないんだろうな。